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FORSPOKENの評価が悪いのはメタスコアの影響?本音のレビュー・魅力まとめ

2023年1月28日に発売されたPS5ソフト『FORSPOKEN』。

SQUARE ENIXことスクエニの新作ということで期待されていたゲームでしたが、あまり良い評判を聞かず購入を見送った人も多いはずです。

この記事では、FORSPOKENを実際にプレイした筆者が同ゲームの良い点や惜しい点、感想などをご紹介します

記事を最後までご覧いただければ、FORSPOKENの面白さや口コミとの相違点などが分かるでしょう。

目次

FORSPOKENとは

ニューヨークで生きづらさを感じている女性・フレイが、不思議な腕輪(姿をしているおじさん)を見つけ、異世界転移を果たし冒険することになる物語

自我を失い凶暴化する『ブレイク化』に侵され、滅亡を待つ異世界で、フレイはカフとともに魔法やパルクールを駆使し、人類を悩ませている、かつては神格化された存在・タンタたちに戦いを挑みます。

「ニューヨークに帰りたい」と願う一方で、アーシアの人々に頼られ、本心と葛藤しながら戦いに巻き込まれていく様子に、プレイヤーは次第に胸を締め付けられていくでしょう。

FORSPOKENの良い点

FORSPOKENを実際にプレイしてみて分かった良い点は、以下の通りです。

  • 会話がコミカル
  • フレイの表情変化がリアル
  • 猫がかわいい
  • やり込み要素が多い
  • 移動が楽しい
  • 快適設定にカスタマイズできる

それぞれ、詳しくまとめました。

会話がコミカル

フレイとカフの会話が映画『ドクターストレンジ』を彷彿とさせるアメコミ風で、女性キャラとしては珍しい『口の悪さ』を不快感が生まれないように上手くカバーしています。

カフのことを『お前』『カフ』と呼ぶフレイは、猫にはメロメロ。期待されることを嫌い、自分に素直な性格をしていて、賢く礼儀を重んじます。

カフは、博識で小言が多い。まさにドクターストレンジ。ただし、カフのピンチには的確なアドバイスを与えたり、柄にもなく心配したりする様子を見せることもあります。

フレイの心情変化がリアル

現実世界で悩み、生きづらさを感じていたフレイが、誰も自分のことを知らない異世界へ転位を果たし、徐々に周囲からタンタ討伐への期待を背負わされていきます。

「つらかったけれど、現実世界に戻りたい」「アーシアでお世話になった人に借りを返したい」…戻り方が分からないうちに、フレイは身動きが取れない状況に。

焦燥や怒り、不安を抱えるフレイの振る舞いは消して聖人君子ではなく、年相応で感情移入がしやすく感じました

猫がかわいい

猫関連のクエストが多いのはポイントです。しかもかわいいし、猫をかわいがるアイテムが増やせるのも良い。

宿でかくれんぼしていたり、フレイの部屋でおもちゃを使って遊んでくれていたりして、ほっこりさせられることも。鳴き声のレパートリーも多いです。

haruno

しかもかわいいし、猫をかわいがるアイテムが増やせるのも良い。

やり込み要素が多い

とにかくマップの高低差があり、色々な場所に目移りしていつのまにか目的地から逸れてしまう時間泥棒です。

魔法を強化するために難易度が程よく高いミッションが設定されていて、装備スキルのカスタマイズなど、やり込み要素が豊富です。

写真好きにはたまらない『フォトモード』もある程度充実しているので、良い景色を見つけたら写真を撮るのも楽しめます。

移動が楽しい

アクション性が高く、パルクール×魔法という組み合わせは斬新で、目がぐるぐるするほどフレイが動き回ります。

個人的に『カフカウンター』がめちゃくちゃ難しい。要はパリィ要素なのだけど、手元がガチャガチャしてるから△ボタンを押してる暇もなければ、反応すらできないという…。

その後、プレイ進めるうちにカフカウンターがダメージを受ける寸前ではなく受けた後でモーションに移ることが判明。敵と距離をとって落ち着きたい時には有効だけど、ダメージを受けるのはちょっと…。

また、マップはかなり広くて移動距離が長く見えても、びゅんびゅんパルクールで飛び回るから一瞬で目的地に着くのは助かります。

快適設定にカスタマイズできる

設定で『アイテム自動取得』『敵や人物の表示強化』にしたら、戦闘が快適になりました。特に、強キャラ付近に置いてある宝箱を開ける時に、開け逃げができるのは素晴らしいです。

本来であれば、開けて、取ってのワンクッションがあり、取ろうとしてるうちに攻撃されるのでおすすめです。

FORSPOKENの惜しい点

FORSPOKENを実際にプレイしてみて分かった惜しい点は、以下の通りです。

  • 宝箱を開けてもマップに表示されたまま
  • スキルポイントが集めやすすぎる
  • デバフ要素がまるで無意味
  • フレイの表情が乏しい
  • フォトモードの操作性や機能面に不満
  • 要求スペックに疑問

それぞれ、詳しくまとめました。

宝箱を開けてもマップに表示されたまま

素材ポーチがいっぱいの時に、宝箱を開けると中身が取れないのでマップに『宝箱を開けていない状態』でそのまま表示され続けるのが残念です。

一方で、序盤は簡単にポーチを拡張できるので、マップにピンを付けておき、拡張に必要なアイテムを集めて宿へ行き、クラフトでポーチを拡張して回収するのが今のところは解決策です。

スキルポイントが集めやすすぎる

マップの至る所にスキルポイントの源が沸いてるから、探索しまくるとめちゃくちゃスキルポイントが貯まります。

一見メリットのようにも思えるけれど、スキルポイントに対して覚えられる魔法は少なく、過剰なのが残念。足りなくて魔法が覚えられないということが起こらない。

つまり、やり込み要素を薄めていて、無理にレベル上げを行う必要がない。

haruno

プレイ時間33時間、初のタンタサイラを倒してから…。覚えられる魔法が増えた!スキルポイントが足りない!これは、探索をしまくるしかなくなった!

デバフ要素がまるで無意味

クラフトで装備に『○○無効』が付けられるため、魔法でデバフ解除をを覚える必要があまりない。

例えば毒の場合、下位互換で『毒半減』などの効果もあるが、『毒無効』を覚えるのがとても簡単なので、半減させる意味は分かりません。

フレイの表情が乏しい

カフとの会話はテンポがよく、とても面白い内容なのに肝心のフレイの表情変化がほとんど感じられません。

基本的に無表情だから、苦手意識を持ったり感情移入がしにくくなったりしている原因の1つだと思います。…そういう子だと思えば、それもまた個性なのかもしれません。

フォトモードの操作性や機能面に不満

加工レイヤーの順番設定がおかしいのか、カラーフィルターを使用するとビネット効果が消えます。

また、フォトモード機能拡張ミッションはハードルが高くなる割に拡張される機能が少なかったです。

要求スペックに疑問

PS5独占タイトルとしては、あまり映像の美しさを感じられないです。正直なところ、PS4でも出せそうだと思った。

発売前に軽く炎上した内容ではあったけれど、こちらに関しては納得せざるを得ない気がしました。

とはいえ、ロードは爆速かつシームレスだからある程度のスペックはいるのだろう。

FORSPOKENはマップ埋めやアメコミ風の会話、スタイリッシュなアクションが好きな人におすすめ

PS5ソフト『FORSPOKEN』を実際にプレイしてみて分かった良い点、惜しい点をご紹介しました。

FORSPOKENは、パルクール×魔法×異世界転移というワクワクするテーマが組み合わさった新感覚のゲームです

広大なマップでは、高低差があるフィールドを縦横無尽に駆け回り、スキルポイントを回収しながら『ブレイク化』した元生物たちを狩ったり、世界にブレイク化をもたらしたタンタに制裁を下したりします。

かなり楽しめる要素がある一方で、フォトモードがイマイチなどの不満点があることも事実です。

ただし、メタスコアや口コミにはあまり賛同できません。2023年の1〜2月はゲーム発売ラッシュで、気になったゲームを全部購入することは難しく、『買わない理由』が欲しかった『実際に遊んでいない人』が悪く言っているような印象を受けます。

まずは実際に遊んでみて、本当にメタスコアや口コミ通りゲーム内容がイマイチなのかを確かめて欲しいと思いました。

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